3/4(金)『第9回としまものづくりメッセ』にて、講演させていただきました。
変化を強いられる今の時代にどのように生きていけばよいのか?
事業者は、これまで「答えは現場にある」と信じてきましたが、もうそれは通用ぜず、
今は供給過剰になっていて、いいものを出しただけでは売れない時代です。
お客さまが見たこともない、想像したこともないような、新しい価値が求められています。
そういう世の中で、価格を安くしたり品質を高めたりといった過当競争に巻き込まれては、
企業はジリ貧になってしまします。
イノベーションを起こし、新しい価値を提供することが、今こそ求められています。
では、どうすればイノベーションを起こせるのか?
ドラッカー氏は言いました。
多くの人は、イノベーションというと何か新しいことをはじめようとする。
しかし、それよりも重要なのは、既存の陳腐化したものをやめること。
これなくして、イノベーションは起こせません。
特に、「過去の栄光」を捨て去ることが重要だと、岩崎よりお話させていただきました。
また講演終了後には、本の販売とサイン会を行わせていただきました。
「イノベーションと聞くと難しく、自分には関係ないことかと思っていましたが、
身近な生活の中にも起こっていることなので、私も起こしていきたい」
と、聴講者の方よりご感想をいただき、岩崎も感銘を受けていました。
今回、このような貴重な機会を頂戴するにあたり、
関わっていただきました皆様、また当日の運営でお世話になりました皆様、
心より感謝申し上げます。
(reported by 須藤)
私立浅川学園高校に通う岡野夢は、友人の真実に誘われて、野球部のマネージャーになることを決心します。夢と真実はドラッカーの経営書『イノベーションと企業家精神』を読みながら、競争しなくても勝てる、まったく新しい野球部をつくろうとします。ドラッカーの教えをもとに、マネージャーと選手たちが力を合わせてイノベーションを起こし、甲子園を目指す青春小説。
ある日突然、女子マネージャーになった主人公の川島みなみは、都立程久保高校の野球部を「甲子園に連れていく」と決めた。でもいったい、どうやって?世界で一番読まれた経営学書『マネジメント』の理論を頼りに、みなみは野球部を変革して行く。「真摯さ」とは何か、顧客は誰か、組織の成長とは…。ドラッカーの教えを実践し、甲子園出場をめざして奮闘する高校生の青春物語!
公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。家庭、学校、会社、NPO…ひとがあつまっているすべての組織で役立つ本。
「最後に残る椅子」を競う意味はあるのか
インターネットによる情報システムの激変で、あらゆるビジネスにとんでもない「大競争時代」がやってきた。決して揺らぐことはないと思われていたどんな堅牢な産業も企業もいつどうなるかわからない。最後にたったひとつ残る「勝者の椅子」をめぐって、多くの企業・個人があらゆる手段を使って競争を繰り広げる。が、椅子の数自体が激減する今、この「椅子取りゲーム」に参加することに意味はあるのか。また、「競争しない」という新しい選択には、どんな生き残り戦略が必要とされるのか。豊富なエピソードから解説する「4つの生き残り戦略」は、きっと読者の発想の転換を呼ぶはずだ。新時代の論客としてネット社会でも注目を集める作家・岩崎夏海が大ベストセラー「もしドラ」の舞台裏など、みずからの体験をもとに綴る実践的ビジネスサバイバルの提案。