4/12(土)東邦銀行(とうほう次世代経営者倶楽部)様主催
第二回とうほう 次世代経営者セミナーにて
「今なぜドラッカーが求められるのか」というテーマで講演いたしました。
ドラッカー氏が生きた時代のお話として、
世界恐慌が世界各地に及ぼした影響と、そこから立て直すための各地の政策について、
映画『二十四の瞳』やナチスドイツの例を挙げながら解説しました。
その中で、アメリカの大企業の経営者がどのように活躍したのか。
1930年代に多かった株主と社員の間に立つ『雇われ社長』がどのような施策をとったのか。
企業研究・観察を続ける中で、
・ 企業に固有の使命を果たす。
・ 人を活かす
・ 地域に貢献する
この3つが持続可能な社会作りのキーポイントなのではないかとドラッカー氏は気がつきました。
その後、強い使命感の下、執念をもって33年間を費やし、
ドラッカー氏は『マネジメント』を書き上げました。
だからこそ、ドラッカーの『マネジメント』は、
切ると血が吹き出るような熱い言葉に溢れているのです。
ぜひもう一度、今回の話を受けて、ドラッカーのマネジメントを読んでみてほしい、とお伝えしました。
聴講者の皆様の熱心に聞き入る姿に、岩崎もとても感銘をうけていました。
今回、このような貴重な機会を頂戴するにあたり、関わっていただきました皆様、
また当日の運営でお世話になりました皆様、心より感謝申し上げます。
(reported by 岡部)
私立浅川学園高校に通う岡野夢は、友人の真実に誘われて、野球部のマネージャーになることを決心します。夢と真実はドラッカーの経営書『イノベーションと企業家精神』を読みながら、競争しなくても勝てる、まったく新しい野球部をつくろうとします。ドラッカーの教えをもとに、マネージャーと選手たちが力を合わせてイノベーションを起こし、甲子園を目指す青春小説。
ある日突然、女子マネージャーになった主人公の川島みなみは、都立程久保高校の野球部を「甲子園に連れていく」と決めた。でもいったい、どうやって?世界で一番読まれた経営学書『マネジメント』の理論を頼りに、みなみは野球部を変革して行く。「真摯さ」とは何か、顧客は誰か、組織の成長とは…。ドラッカーの教えを実践し、甲子園出場をめざして奮闘する高校生の青春物語!
公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。家庭、学校、会社、NPO…ひとがあつまっているすべての組織で役立つ本。
「最後に残る椅子」を競う意味はあるのか
インターネットによる情報システムの激変で、あらゆるビジネスにとんでもない「大競争時代」がやってきた。決して揺らぐことはないと思われていたどんな堅牢な産業も企業もいつどうなるかわからない。最後にたったひとつ残る「勝者の椅子」をめぐって、多くの企業・個人があらゆる手段を使って競争を繰り広げる。が、椅子の数自体が激減する今、この「椅子取りゲーム」に参加することに意味はあるのか。また、「競争しない」という新しい選択には、どんな生き残り戦略が必要とされるのか。豊富なエピソードから解説する「4つの生き残り戦略」は、きっと読者の発想の転換を呼ぶはずだ。新時代の論客としてネット社会でも注目を集める作家・岩崎夏海が大ベストセラー「もしドラ」の舞台裏など、みずからの体験をもとに綴る実践的ビジネスサバイバルの提案。