「ラストゲーム」は、戦時中の早稲田大学と慶應義塾大学の学生の青春活劇です。
演じているのは20代の若者で、皆大学生でもおかしくない年齢です。
まだまだ若い彼らですが、その若さ故に野球で青春を上手く表現しています。
以前の応援日記にも書きましたが、同世代の彼らの本当の野球さながらの練習風景を見ていると、
「稽古に打ち込んでいる」と言うよりは「野球そのものに打ち込んでいる」ように感じられ、
当時の両校の練習風景も容易に想像できました。
稽古を通して、同じ部活の仲間として強い団結力が育まれていると感じます。
彼らを包む環境は、学徒動員直前の1週間と舞台稽古と大きく異なりますが、
そこに作り物のような感覚はなく、本当の「最後の早慶戦」を見せてくれました。
両者に共通する打ち込んで取り組む姿は、野球部でなくとも何かに熱中していた人であれば、
その頃を思い出させてくれて胸を熱くしてくれる舞台になっていると思います。
引き続き、稽古風景などをレポートしていこうと思います。
【ラストゲーム】http://www.d-boys.com/d-boysstage2010/trial-2/
私立浅川学園高校に通う岡野夢は、友人の真実に誘われて、野球部のマネージャーになることを決心します。夢と真実はドラッカーの経営書『イノベーションと企業家精神』を読みながら、競争しなくても勝てる、まったく新しい野球部をつくろうとします。ドラッカーの教えをもとに、マネージャーと選手たちが力を合わせてイノベーションを起こし、甲子園を目指す青春小説。
ある日突然、女子マネージャーになった主人公の川島みなみは、都立程久保高校の野球部を「甲子園に連れていく」と決めた。でもいったい、どうやって?世界で一番読まれた経営学書『マネジメント』の理論を頼りに、みなみは野球部を変革して行く。「真摯さ」とは何か、顧客は誰か、組織の成長とは…。ドラッカーの教えを実践し、甲子園出場をめざして奮闘する高校生の青春物語!
公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。家庭、学校、会社、NPO…ひとがあつまっているすべての組織で役立つ本。
「最後に残る椅子」を競う意味はあるのか
インターネットによる情報システムの激変で、あらゆるビジネスにとんでもない「大競争時代」がやってきた。決して揺らぐことはないと思われていたどんな堅牢な産業も企業もいつどうなるかわからない。最後にたったひとつ残る「勝者の椅子」をめぐって、多くの企業・個人があらゆる手段を使って競争を繰り広げる。が、椅子の数自体が激減する今、この「椅子取りゲーム」に参加することに意味はあるのか。また、「競争しない」という新しい選択には、どんな生き残り戦略が必要とされるのか。豊富なエピソードから解説する「4つの生き残り戦略」は、きっと読者の発想の転換を呼ぶはずだ。新時代の論客としてネット社会でも注目を集める作家・岩崎夏海が大ベストセラー「もしドラ」の舞台裏など、みずからの体験をもとに綴る実践的ビジネスサバイバルの提案。