6月2日 (土) 京セラ労働組合国分支部文化講演会にて講演いたしました。
約1000名もの方々がお集りいただく中、
「『もしドラ』誕生秘話そして~ドラッカーとAKB48~」というテーマで、お話させていただきました。
秋元康氏のもとでAKB48に携わった自身の経験や、その後のドラッカーとの出会い、
そして「もしドラ」が誕生した経緯などを明かしました。
秋元氏から学んだことや、10代のメンバーを観察する中で発見したこと。
そしてそれらがもととなり、ドラッカーの「マネジメント」を読んだ瞬間に
「もしドラ」のアイデアが生まれたことなど。
また今回明かされた「もしドラ」制作秘話からは、
自身がドラッカーの「マネジメント」に対し抱いている敬意が感じられました。
「イノベーションを成し遂げるには、真摯さが必要。
「もしドラ」には「真摯さとは何か?」という問いは書いてあるが、
明確な答えはあえて書かなかった。その答えを確かめるためには、
ドラッカーの「マネジメント」を読んでみて」と伝えました。
質疑応答のコーナーでは、
「『もしドラ』に出てくる、チームを強くする具体的なアイデアはどこから?」など、
参加者の方からの質問にとても盛り上がりました。
参加してくださった皆様、企画運営してくださった皆様、本当にありがとうございました。
(reported by 岩間よいこ)
私立浅川学園高校に通う岡野夢は、友人の真実に誘われて、野球部のマネージャーになることを決心します。夢と真実はドラッカーの経営書『イノベーションと企業家精神』を読みながら、競争しなくても勝てる、まったく新しい野球部をつくろうとします。ドラッカーの教えをもとに、マネージャーと選手たちが力を合わせてイノベーションを起こし、甲子園を目指す青春小説。
ある日突然、女子マネージャーになった主人公の川島みなみは、都立程久保高校の野球部を「甲子園に連れていく」と決めた。でもいったい、どうやって?世界で一番読まれた経営学書『マネジメント』の理論を頼りに、みなみは野球部を変革して行く。「真摯さ」とは何か、顧客は誰か、組織の成長とは…。ドラッカーの教えを実践し、甲子園出場をめざして奮闘する高校生の青春物語!
公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。家庭、学校、会社、NPO…ひとがあつまっているすべての組織で役立つ本。
「最後に残る椅子」を競う意味はあるのか
インターネットによる情報システムの激変で、あらゆるビジネスにとんでもない「大競争時代」がやってきた。決して揺らぐことはないと思われていたどんな堅牢な産業も企業もいつどうなるかわからない。最後にたったひとつ残る「勝者の椅子」をめぐって、多くの企業・個人があらゆる手段を使って競争を繰り広げる。が、椅子の数自体が激減する今、この「椅子取りゲーム」に参加することに意味はあるのか。また、「競争しない」という新しい選択には、どんな生き残り戦略が必要とされるのか。豊富なエピソードから解説する「4つの生き残り戦略」は、きっと読者の発想の転換を呼ぶはずだ。新時代の論客としてネット社会でも注目を集める作家・岩崎夏海が大ベストセラー「もしドラ」の舞台裏など、みずからの体験をもとに綴る実践的ビジネスサバイバルの提案。