3月 17日 (土)河合塾浜松校 新校舎完成記念イベントにて講演いたしました。
会場は新築の木の香りのするキレイな校舎。
2012年4月に新たに開校するということで、その完成記念イベントにお招きいただきました。
これから受験に挑む高校生や、受験を終えた高卒生、またその保護者の方を対象に講演させていた
だきました。
自分の目標や夢を達成するために、どのように自分を管理・プロデュースしていけば良いのか、
『自分をマネジメントする~なぜ今ドラッカーが求められるのか~』というテーマでお話しました。
受験において志望校の情報など相手のことはよく調べて分かっているけれど、自分のことは客観的
に見ることが出来ず、意外と分からないもの。
自分をマネジメントするには、まずは自分がおかれている状況を把握することが必要。
ドラッカーは今から40年前に、マネジメントが求められる時代が来ることを予見していました 。
ドラッカーの時代を読む方法を参考に、今我々がおかれている状況、すなわち、今どのような時代を
生きているのか?これから社会はどうなっていくのか?を考えました。
情報化社会、高度輸送化社会、そしてゆとり教育がもたらした影響など。
そして未来を切り開くにはどのようにイノベーションを果たせばよいのか。
高校生も大人の方も、とても真剣に聞いてくださいました。
質疑応答のコーナーでは、「高校生のときに将来こうなりたいという目標を明確に持っていたか?」と
いう高校生の質問に、小説に対する夢や、小説家になるまでの紆余曲折のエピソードなど明かしまし
た。
今回参加してくださった高校生の皆さん、保護者の方々、企画運営してくださった皆様、本当にあり
がとうございました。
(reported by 岩間よいこ)
私立浅川学園高校に通う岡野夢は、友人の真実に誘われて、野球部のマネージャーになることを決心します。夢と真実はドラッカーの経営書『イノベーションと企業家精神』を読みながら、競争しなくても勝てる、まったく新しい野球部をつくろうとします。ドラッカーの教えをもとに、マネージャーと選手たちが力を合わせてイノベーションを起こし、甲子園を目指す青春小説。
ある日突然、女子マネージャーになった主人公の川島みなみは、都立程久保高校の野球部を「甲子園に連れていく」と決めた。でもいったい、どうやって?世界で一番読まれた経営学書『マネジメント』の理論を頼りに、みなみは野球部を変革して行く。「真摯さ」とは何か、顧客は誰か、組織の成長とは…。ドラッカーの教えを実践し、甲子園出場をめざして奮闘する高校生の青春物語!
公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。家庭、学校、会社、NPO…ひとがあつまっているすべての組織で役立つ本。
「最後に残る椅子」を競う意味はあるのか
インターネットによる情報システムの激変で、あらゆるビジネスにとんでもない「大競争時代」がやってきた。決して揺らぐことはないと思われていたどんな堅牢な産業も企業もいつどうなるかわからない。最後にたったひとつ残る「勝者の椅子」をめぐって、多くの企業・個人があらゆる手段を使って競争を繰り広げる。が、椅子の数自体が激減する今、この「椅子取りゲーム」に参加することに意味はあるのか。また、「競争しない」という新しい選択には、どんな生き残り戦略が必要とされるのか。豊富なエピソードから解説する「4つの生き残り戦略」は、きっと読者の発想の転換を呼ぶはずだ。新時代の論客としてネット社会でも注目を集める作家・岩崎夏海が大ベストセラー「もしドラ」の舞台裏など、みずからの体験をもとに綴る実践的ビジネスサバイバルの提案。