9/8(木)名古屋市立名古屋商業高等学校で行なわれた『高校生のための文化講演会 』
（財団法人一ツ橋文芸教育振興会、中日新聞社主催）にて講師をさせていただきました。

同講演会は、青少年の読書推進活動の一環として、1966年から財団法人一ツ橋文
芸教育振興会と各地方新聞社の共催で、全国の高校にて開催されています。

今回お話させていただいた内容は、自身のこれまでの人生や、現代の優れた若者 についてなど。

友達のいなかった高校時代のことや、放送作家時代の苦労、小説家への転身、そ して二度の自殺を試みた経験などを赤裸々に語り、人生について考えました。

また、ＡＫＢ48に関わった経験から、自分のことよりも他人を優先する優れた若者の存在を紹介しました。ゆとり教育の影響でダメな若者が生まれた一方、その反動で一部の優れた若者もまた存在する、格差現象が起きているという。

最後に「夢は絶対にかなわないということを覚えておいてほしい」とメッセージ を送りました。
夢が夢であるうちは叶わない。現実的な「目標」にならないと達成できない。
自分も小説家になるにはそれが夢じゃダメだと思った。
だからベストセラーにな っても達成感はない。 しかし夢を追いかける人生よりもそのほうが幸せ。
皆さんも今日から夢をすててほしいと伝えました。

講演終了後に、一ツ橋文芸振興財団事務局次長　清水誠一氏より、集英社文庫100
冊、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読ん だら』(ダイヤモンド社)、ジャンプコミックスデラックス『もし高校野球の女子 マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(集英社)が寄贈され ました。

主催運営してくださった皆様、参加してくださった皆様、ありがとうございまし た。

（reported by 岩間 よいこ）