講演 : 2014年03月11日
3月5日(水)、札幌市 のロイトン札幌で行われた「読売・フォーラム2013」にて、
「なぜ今ドラッカーが求められるのか」をテーマに、
北海道でご活躍される企業経営者の方々を対象に講演させていただきました。
まずドラッガーが早くから予測していた情報化社会の到来と、
それに伴う大競争社会を、
まずいラーメン屋や家電量販店が直面する具体的な例を挙げ、お話ししました。
ブラック企業と呼ばれる企業はなぜ生まれるのか。
また、競争社会を生き抜くために必要な「イノベーション」の本質を見極めるためには。
イノベーションを起こし続けることの必要性を提起し、
「マネジメント」がまさに今、
この時代のために書かれた本であることについてお話ししました。
質疑応答の時間は
・リーダー性とマネージャーとしての役割を、経営者が両立するためにはどうすれば良い
か。
・自身が「マネジメント」から受けた影響とは。
・部屋を考える会(岩崎が代表を務める「部屋を活かせば人生が変わる」の著作団体)の
活動内容について。
・業績を伸ばすためには、高い目標を掲げるべきか、現実的な目標を据えるべきか。
といった多くの質問をいただきました。
マネジメントとイノベーションを軸に、経営者の方々にも興味を持っていただける内容と
なったのではないでしょうか。
ご来場下さった皆様、そして企画運営に携わって下さった方々、誠にありがとうございま
した。
(reported by 室屋実帆子)
私立浅川学園高校に通う岡野夢は、友人の真実に誘われて、野球部のマネージャーになることを決心します。夢と真実はドラッカーの経営書『イノベーションと企業家精神』を読みながら、競争しなくても勝てる、まったく新しい野球部をつくろうとします。ドラッカーの教えをもとに、マネージャーと選手たちが力を合わせてイノベーションを起こし、甲子園を目指す青春小説。
ある日突然、女子マネージャーになった主人公の川島みなみは、都立程久保高校の野球部を「甲子園に連れていく」と決めた。でもいったい、どうやって?世界で一番読まれた経営学書『マネジメント』の理論を頼りに、みなみは野球部を変革して行く。「真摯さ」とは何か、顧客は誰か、組織の成長とは…。ドラッカーの教えを実践し、甲子園出場をめざして奮闘する高校生の青春物語!
公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。家庭、学校、会社、NPO…ひとがあつまっているすべての組織で役立つ本。
「最後に残る椅子」を競う意味はあるのか
インターネットによる情報システムの激変で、あらゆるビジネスにとんでもない「大競争時代」がやってきた。決して揺らぐことはないと思われていたどんな堅牢な産業も企業もいつどうなるかわからない。最後にたったひとつ残る「勝者の椅子」をめぐって、多くの企業・個人があらゆる手段を使って競争を繰り広げる。が、椅子の数自体が激減する今、この「椅子取りゲーム」に参加することに意味はあるのか。また、「競争しない」という新しい選択には、どんな生き残り戦略が必要とされるのか。豊富なエピソードから解説する「4つの生き残り戦略」は、きっと読者の発想の転換を呼ぶはずだ。新時代の論客としてネット社会でも注目を集める作家・岩崎夏海が大ベストセラー「もしドラ」の舞台裏など、みずからの体験をもとに綴る実践的ビジネスサバイバルの提案。