講演 : 2013年10月31日
10月21日、愛媛県今治市立図書館にて「椅子取りゲーム社会は楽しいか~情報大競争時代に生き残る方法をテーマに講演いたしました。
なぜ少子高齢化は進むのか、という現代社会、特に地方が直面している問題から今回の講演は始まりました。文字の起り・階級社会といった情報の歴史を辿ることで、その理由を読み解いていく内容は、お集まりくださった広い年齢の方々にも興味を持っていただけたように思います。
本講演のタイトルにある椅子取りゲーム社会については、ドラッガーが生涯説いた「イノベーション」を軸に、米国Apple社を始め、様々な例と共に紹介いたしました。
質疑応答では、
・紙の本と電子書籍のこれから
・「もしドラ」から見る難しいと思われていることを簡単に伝える方法
・地方で暮らす中でイノベーションを見つけるきっかけとは
といった質問をいただき、より知識や理解の深まる時間となったのではないでしょうか。
講演後にはサイン会も行われ、多数の方々にご参加していただきました
ご来場くださった方々、そして企画運営に携わっていただいた全ての方々、誠にありが
とうございました。
(Reported by 両角魁惟)
私立浅川学園高校に通う岡野夢は、友人の真実に誘われて、野球部のマネージャーになることを決心します。夢と真実はドラッカーの経営書『イノベーションと企業家精神』を読みながら、競争しなくても勝てる、まったく新しい野球部をつくろうとします。ドラッカーの教えをもとに、マネージャーと選手たちが力を合わせてイノベーションを起こし、甲子園を目指す青春小説。
ある日突然、女子マネージャーになった主人公の川島みなみは、都立程久保高校の野球部を「甲子園に連れていく」と決めた。でもいったい、どうやって?世界で一番読まれた経営学書『マネジメント』の理論を頼りに、みなみは野球部を変革して行く。「真摯さ」とは何か、顧客は誰か、組織の成長とは…。ドラッカーの教えを実践し、甲子園出場をめざして奮闘する高校生の青春物語!
公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。家庭、学校、会社、NPO…ひとがあつまっているすべての組織で役立つ本。
「最後に残る椅子」を競う意味はあるのか
インターネットによる情報システムの激変で、あらゆるビジネスにとんでもない「大競争時代」がやってきた。決して揺らぐことはないと思われていたどんな堅牢な産業も企業もいつどうなるかわからない。最後にたったひとつ残る「勝者の椅子」をめぐって、多くの企業・個人があらゆる手段を使って競争を繰り広げる。が、椅子の数自体が激減する今、この「椅子取りゲーム」に参加することに意味はあるのか。また、「競争しない」という新しい選択には、どんな生き残り戦略が必要とされるのか。豊富なエピソードから解説する「4つの生き残り戦略」は、きっと読者の発想の転換を呼ぶはずだ。新時代の論客としてネット社会でも注目を集める作家・岩崎夏海が大ベストセラー「もしドラ」の舞台裏など、みずからの体験をもとに綴る実践的ビジネスサバイバルの提案。