第4期「岩崎夏海クリエイター塾」開講のお知らせ
みなさん、こんにちは。
私は、株式会社源氏山楼の須藤雅世と申します。
源氏山楼は、作家・岩崎夏海の個人事務所なのですが、私はそこでマネージャーを務めております。
今回は、「岩崎夏海クリエイター塾」の、第4期の開講をお知らせいたします。
期間は、2017年1月から2017年6月までの半年間。
毎月、第2・第4土曜日(月2回)の午後3時から、3時間の授業を計12回行います。
価格は、64,800円(税込)、場所は、渋谷駅周辺の貸し会議室です。
講師の岩崎夏海は、2009年『もしドラ』において作家デビューいたしました。
また、2015年10月より株式会社岩崎書店で児童書の編集に携わり、2016年10月からは岩崎書店の代表取締役に就任し、出版社の経営にもあたっております。つまり、出版事業においては、作家、編集者、経営者という異なる三つの立場から関与していることになります。
そうしたことに加え、長らく作詞家・秋元康さんのもとで働いていたこともあり、テレビ、音楽、映画など、エンターテインメント業界全般に幅広い知識と経験を得るようになりました。
そうしたものを活かし、これまで計3回のクリエイター塾を開講し、おかげさまでご好評いただいております。
今回、その4回目を開講させていただくこととなったのですが、それにあたり、授業内容を若干リニューアルすることにいたしました。この第4期岩崎夏海クリエイター塾では、テーマを大きく「問題解決」に当てていきたいと思います。
岩崎夏海は、これまでの経験の中で、仕事とは結局「問題解決のこと」だという考えを深めております。
よく「仕事ができる」といいますが、それはすなわち「問題解決能力が高い」ということ。そして「問題解決」という意味においてはあらゆる職業に通じるところがあるので、多くの方に有用な知識や考え方の枠組みをご提供できるのではないかと考えております。
第4期岩崎夏海クリエイター塾では、授業内容として以下の3つを想定しております。
1.受講者の方お一人お一人から、毎回、今お抱えの固有の「問題」をお聞きし、それに対して岩崎夏海が解決方法を提示していく。そこにおいて、岩崎夏海の知識や考え方の枠組みを、受講者のみなさまにお伝えしていく。
2.毎回、「問題解決」の参考になる(岩崎夏海が参考にしてきた)本や映画を宿題として提出し、それをもとに、「問題解決」について岩崎の司会のもと、受講者のみなさんと議論を深める。
3.質疑応答
岩崎夏海は、これまでの3回のクリエイター塾の中で、授業時間を最も有効に使うには、事前に宿題を出させていただき、それをもとに受講者のみなさんの意見を伺ったり、それをもとに議論をすることだという結論に至りました。なぜかといえば、学びにおいて最も重要なのは「他者の視点」を得るということだからです。たとえ同じ本や映画であっても、読む人、見る人によって実にさまざまな視点が存在します。宿題をもとに意見を発表したり議論をしたりするのは、そうした視点を得る上で非常に有効なのです。
この「岩崎夏海クリエイター塾」は、以下のような方々に受講いただくと、最も効果が高いと考えております。
1.人間関係にお悩みの方
「問題解決」においては、必ず「人間関係」が立ちはだかります。ですから、人間関係の解決方法については、この授業でも大きく取りあげていくことになると思います。
2.アイデアを必要とされる方
任天堂の宮本茂さんは、アイデアを「複数の問題を同時に解決すること」といいました。つまり、アイデアとは一石二鳥で問題を解決することを指すのです。その意味で、仕事や生活の中で常に「アイデア」を生み出すことが求められている方は、いくつものヒントをこの塾から得られるのではないかと考えます。
3.マーケティングに興味がおありの方
問題解決を図るためには、現代社会を正しく認識することが欠かせません。また、ビジネスを軌道に乗せるためにも、社会の理解は欠かせないものになります。
この社会を正しく理解することこそ「マーケティング」です。USJのマーケティング責任者である盛岡毅さんは、マーケターに向いている人について、以下の四つの条件を挙げています。
「リーダーシップの強い人」
「考える力が強い人」
「人の心を読むのが上手い人」
「精神的にタフな人」
そこで、これらマーケターに必要な四要素に鑑みながら、それらをどう鍛え、どう高めていくかということを授業の一つの目的とします。
以上が、第4期岩崎夏海クリエイター塾の概要です。
受講をお望みの方は、ぜひこちらまでご連絡ください。
また、ご意見、ご要望、ご質問も、こちらまでお気軽にお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。
株式会社源氏山楼
須藤雅世